Profile

総監督/長岡修
監督/南里雅也
ヘッドコーチ/阿部敏之

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第1回 プロリーグへの道

とにかくすさまじい情熱を持ったサッカーチームが誕生した! という噂を聞きつけ、取材を敢行。そのチーム名は「アヴェントゥーラ埼玉」。チーム運営の中心メンバーである長岡さん(総監督)、南里さん(監督)、阿部さん(コーチ)にお話を伺った。

——アヴェントゥーラ埼玉は、社会人リーグ1部のサッカーチームですね。つまり、選手は仕事をしながサッカーの練習を行い、JFL、J2を目指していく…運営を続けるのは大変だと思います。それを覚悟してチームを立ち上げた一番の理由は?
長岡「否定するという意味ではありませんが…今の日本のサッカー界には、本当の意味で観客を感動させられるチームが少ない。今のJリーグにも存在しない魅せるプレーのできるプロチームを作りたい、そんな志を持った人間が集まってチームが誕生しました」
——選手はどのようにして集められたのですか?
阿部「埼玉県リーグ1部でレベルの高いプレーをしてきた選手が中心です。それに、昨年末に行われた選考会で選ばれた選手が加わってのメンバー構成です」
——選考会では、どのような点を重視したのですか?
阿部「まず、即戦力になれる技術と体力があるか。あと、プロを目指す以上、サッカーに対する情熱やその方が持つ人間性も重視しました」
——社会人リーグということは、選手はそれぞれ仕事をしながら練習に参加しているわけですね。どのくらいの頻度で練習をしているのですか?
南里「平日に週3回練習をして、週末は試合に挑むという流れです。時間は少ないですが、効率的に中身の濃い練習を行っていますね」
——実際にサッカーチームを運営してみて、大変なことって何でしょう?
長岡「運営費が足りないのが一番の悩みですが、これは覚悟していましたし、時間が解決してくれるでしょう。社会人リーグならではの悩みもあります。仕事がないとサッカーに集中できないので雇用面での相談にのったり、あと練習場を確保したり…」
——あ! 決まった練習場があるわけではないんですね。
長岡「そうなんです。毎回、空いている練習場を探して確保しなくてはならない。でも、これもはじめから分かっていたことなので苦ではありません。みんなの夢を叶えるために、通らなくてはならない道ですから」
——では、逆にチームを立ち上げて良かったなと感じる瞬間は?
長岡「言葉にするのは、なかなか難しい…選手たちとグランドにいる時。同じ夢を追い、同じ苦しみと喜びを共有する仲間がいると実感できます。これに勝る感動ってないし、これから、もっとたくさんの感動ができると信じています」
——アヴェントゥーラ埼玉のチームとしての魅力はどのような所でしょうか?
南里「何事に対しても、全力で、一生懸命取り組める姿勢。持っている力を常に出し尽くすのは、精神的にも肉体的にもキツイこと。それが実行できている選手たちを誇りに思います」
阿部「長所とは裏を返すと短所だ、とはよく言われますが、全力ゆえに力を抜けないシーンもよく見られます。力を抜くことで状況を冷静に眺められるわけですから…今後の課題です」
——3人は1974年生まれの同い年だそうですね。互いの役割を表現すると?
長岡「野球でいう、走・攻・守ですかね! 南里は「守」担当…選手に対し先回りしてケアしてくれる。阿部は「攻」担当…Jリーグで活躍した経験を活かし、時には練習に交じって指導し選手に刺激を与えている。私は「走」担当…選手達を客観的に見て、感じたことを伝えています。チームにとってプラスαになるように…」
南里・阿部 パチパチパチ…(拍手)
——きれいにまとめていただきありがとうございます。次号では、実際にプレーしている選手にインタビューしたいと思いますのでよろしくお願いします。

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